FLEXSCHE GP導入事例
事例7:FLEXSCHE GP導入+アドイン
G社様 |
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業種: | 機械製造業 |
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FLEXSCHE: | FLEXSCHE GP + アドイン開発 |
外部DB: | Microsoft SQL Server 2005 (Workgroup Edition) |
システム連携: | なし |
導入前の課題
- 現場主導の製造となっている為、過剰在庫、工程前の滞留が発生している。
- 計画の先が見えない為、見通しを立てにくい。
システム構成図
導入目的
- FLEXSCHEにより計画立案を行い、製造現場に計画主導を徹底させる。
- 作業実績の収集を行い、実績を反映した計画立案が実現できる物とする。
導入効果
- 計画立案に要する時間を大幅に短縮できた。
- 計画の見える化、実績を計画に反映する事ができた。
- 計画立案から資材手配/購買品発注手配がかけられるようになった。
特徴
- ◆JNX注文データ変換を標準機能により実現
- JNX(Japanese automotive Network eXchange)は、日本国内の自動車メーカーと自動車部品メーカーなどで構成される、セキュリティの確保された業界ネットワークによる注文データを標準で取込できるデータに変換を行います。 また、その他のデータ形式に関しましてもカスタマイズにより対応が可能です。
- ◆ログイン認証
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APICTアプリケーション使用時にはユーザーによるログイン認証が必要不可欠です。ログインされたユーザーにより使用できるメニューに制限※1をかけたり、ログインしたユーザーの操作はロギングされ、管理者はその内容を参照する事が可能※2です。
※1:メニュー単位で制限を行う事が可能です。上位メニューに制限をかける事により階層化された下階層のメニューは同じく制限されます。
※2:ログインしたユーザー全ての操作がロギングされる訳ではありません。 - ◆BOMエディタ
- 画面向かって左側が部品の構成を表し、右側が部品間の工程を表しています。部品間の構成の編集・入れ替え、工程の編集・入れ替えなどが容易にできます。
- ◆工程設計エディタ
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BOMエディタの情報をグラフィカルに出力します。マウス操作で、工程の編集が容易にできます。
また、リンク編集・資源表の編集につきましてもこの画面より呼び出し可能です。 - ◆個別生産計画
- 個別生産計画では完全な個別受注生産をFLEXSCHEに展開可能なオーダーを生成します。
- ◆量産生産計画
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量産生産計画では、品目毎に計画期間中の必要数を求めシステム提案による最適値をオーダーとして生成します。
システム提案された値はオーダー単位で自由に調整して最適な量産計画を簡単に作成する事が可能です。 - ◆資材発注計画
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購買品の消費ポイントを品目毎にカレンダー表示して、いつ物がなくなるのかを考慮しながら資材手配を行う事ができます。
また、資材発注者の入力負担を軽減する為に、必要数に応じた発注の自動入力も可能です。発注ロット・納入までのLTは品目毎にパラメタとして設定する事ができる為、注文書発行までのプロセスを軽減できます。 - ◆外注発注計画
- FLEXSCHEにより個別生産計画・量産生産計画で立案された計画を元に、注文書を発行する事ができます。発注ロットが異なる場合はその場で数量の変更も可能です。品目毎に設定されているパラメタ値を調整する事により、次回計画からはそれぞれのロット数で注文手配ができる為、注文書発行までのプロセスを軽減できます。
- ◆作業指示書
- オーダーごとに作業指示書を発行します。簡単に実績を収集できるようバーコードが印字されています。 ピッキング指示書を作業指示書と同時に発行することができます。バーコード印字によりピッキング作業の効率化を図ります。
- ◆[ハンディ] ログイン認証
- 各現場担当が実績入力を行うハンディにもログイン認証を行います。ユーザ名とパスワードを入力することで、現場単位での情報収集が可能です。ユーザー毎にハンディ専用の数値パスワードを設定する事により簡単にログイン認証を行う事ができます。
- ◆[ハンディ] 統合メニュー
- ハンディで扱う必要最低限のメニュー構成としています。但し、現場で使用する機能としては十分です。
- ◆[ハンディ] 実績入力
- バーコードの読み取りにより実績入力を行います。作業指示の製造計画数に対して過不足のある場合のみ、手入力による調整が可能です。(製造数量 / 不良数量)
- ◆[ハンディ] 無線LANによるダイレクトなデータ送信
- 今回のケースでは無線LAN環境も現場内に構築しましたので、現場内からの無線LANが利用可能でした。無線LANによりクレードルに戻さなくてもそのままメモリ内に蓄積したデータをダイレクトに送信する事ができますので、効率良く「データ入力」→「データ送信」を行う事が可能です。 また、無線LANの届く範囲であれば、作業場からいつでも送信可能ですので、作業者の余分な移動を軽減できます。