FLEXSCHE GP導入事例
事例4:FLEXSCHE GP + アドイン開発
D社様 |
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業種: | 金属加工業 |
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FLEXSCHE: | FLEXSCHE GP + アドイン開発 |
外部DB: | MSDE2000(Microsoft SQL Server 2000 Desktop Engine) |
システム連携: | 基幹システム |
導入前の課題
- 現行生産管理システムにはスケジューラーがあるが計画立案に1日かかる。
- 現行スケジューラーによる計画に計画以外の余分な時間を要している。
[別プロジェクトで修正(テスト)をし、本プロジェクトに反映させる運用を行っている] - 作業実績を取得する仕組みはあるが、計画に反映されていない。
システム構成図
対象
- 生産計画(10工程以下)
導入目的
- 画面上でまとめ処理、FLEXSCHEでシミュレーションして計画立案
- ログ出力とログイン機能が必要
- 帳票は現行利用している物をベースに白黒で出力
- オーダーを品目ごとに見分けたいので、網掛けを指定するマスタを設定
導入効果
- 受注の取込から計画立案、指示書発行、実績取込と基幹システムと連携して業務を省力化する事ができた。
- 品目毎に異なるロットまとめルールを設定する事に計画時により細かなハンドリングを実現できた。
- 計画の見える化、実績を計画に反映する事ができた。
作業数
- 3万作業
特徴
- ◆個別受注生産における受注から製作におけるオーダー作成システム
- 受注に応じた個別生産オーダーを生成します。生成された生産オーダーはFLEXSCHEオーダーとして登録され、リスケジュールにより作業割付されます。また、ある一定の条件により「まとめルール」を設定する事で、納期年月でまとめたり・納入先毎にまとめたり等ユーザー独自のロットルールのカスタマイズを可能としました。
Close up - - - - →
Close up - - - - →- ◆資源割付単位での計画について、必要な資源を選択して開始 ~ 終了をチャートで出力する
Close up - - - - →- FLEXSCHEで割付された結果を、ガントチャート形式でExcel出力します。チャート内に出力される文字は自由にカスタマイズ可能で、出力期間・タイムスケールを選択して出力を行います。今回の要件に伴い、品目毎に網掛けのパターンをあらかじめ設定して出力できるようにカスタマイズを行いました。印刷設定はExcelを使って行う為、用紙のサイズに一致するように印刷したり、必要なところのみ選択して印刷したりと様々な用途に利用されています。
- ◆資源割付単位での計画について、必要な資源を選択して出力する
Close up - - - - →- FLEXSCHEで割付された結果を、オーダー毎に作業割付された前段取り・製造・後段取りの開始・終了を一覧形式で資源毎に1枚のExcelシートに出力します。一覧に出力されるオーダー及び対象資源は自由にカスタマイズ可能で、作業時間が同一の場合は作業時間をマージして出力する事も可能です。
- ◆生産オーダー単位での計画について、必要な資源を選択して出力する
Close up - - - - →- FLEXSCHEで割付された結果を、オーダー毎に選択された資源に対する開始・完了を一覧形式でExcelに出力します。一覧に出力されるオーダー及び対象資源は自由にカスタマイズ可能で、作業時間が同一の場合は作業時間をマージして出力する事も可能です。
- ◆生産オーダー単位での計画について、開始 ~ 終了をチャートで出力する
Close up - - - - →- FLEXSCHEで割付された結果より、オーダー毎に開始・終了をガントチャート形式でExcelに出力します。チャート内に出力される文字は自由にカスタマイズ可能で、出力期間・タイムスケールを選択して出力を行います。今回の要件に伴い、生産オーダーチャートにおいても品目毎に網掛けのパターンをあらかじめ設定して出力できるようにカスタマイズを行いました。印刷設定はExcelを使って行う為、用紙のサイズに一致するように印刷したり、必要なところのみ選択して印刷したりと様々な用途に利用されています。
- ◆作業実績を補完する事により計画の矛盾を回避
Close up - - - - →- 実績処理される動作のタイミングや実績の補完処理、同期させる実績の設定を行うことができます。また、補完時に限り過去に遡って割付を可能にしたり、補完で割り付けるルールを別のものを指定して割付を行ったりと、要件に合わせた機能を織り込みすることで、矛盾なく実績を計画に反映させることを実現しました。